コラム - 院長より

 

Vol.19 2004/12/15

痴呆症から認知症へ

 もの忘れが始まってしまった時、本人もご家族もとても心配になってしまいます。この1年間、私自身も往診に出かける時、クリニックにカルテを忘れ出かけてしまいスタッフに笑われたり、往診宅に血圧計を忘れボリボリ頭をかきながらとりに伺ったりで恥ずかしい思いを何回かしてしまいました。

 日常生活に支障をきたすもの忘れを自覚した時、早く受診し治療を始めればなんとかなるもの忘れがあることを、もしもの時のために覚えておいてください。そしてほんとに痴呆症になってしまってもけしてあきらめず、少しでも進行を遅らせる治療を続ける努力をしていきましょう。

 一歩一歩ですが、私は来年も皆さんと一緒に痴呆症の治療にあたっていきたいと思います。来年から痴呆症という呼び方から認知症という言葉に変わります。しかし求めるものは同じです。ご家族がもの忘れで悩んでおられる方も元気を出して一緒にがんばりましょうね。

 それでは皆様 よいお年をお迎えください。