コラム - 院長より

 

Vol.21 2005/02/15

手当てする

 この言葉はいろいろな意味を持っています。病気を治す、傷をなおすこと。給料をもらうこと等。調べてみると、イエス・キリストが盲目の女性の目に手を当て治したことや、釈迦が腹痛で苦しんでいる患者さんのお腹に手をじっと当てて癒したことなどが起源のようです。

 私は毎日の診療で、傷の治療をしたり手術したりすることが本職ですが、時には患者さんと共に自分の胸にも手を当て、自分自身を癒すことをやっています。医療の発達していなかった時代の手当てとは、ひょっとしたら ハンドパワーによる心の治療だったのかもしれません。

 私にはこの手当てすると言う言葉は、薬漬けの現代医学を省みさせる言葉のように聞こえてなりません。