コラム - 院長より

 

Vol.43 2006/12/15

普通でいられること

 師走も半分が過ぎました。朝夕の冷気に“冴え"を感じます。年賀状の受付、クリスマス、年末年始の準備と街はあわただしいですね。日本は狭い国ながら、本当に季節がたくさん詰まっています。

 青春、朱夏、白秋そして玄冬、移り行く時と同じように私たちの人生にも季節があるようです。気がつくと、どんどん年をとっている自分に気がつきます。毎日毎日、陽は昇りいつの間にか暮れていきます。それもものすごい早さです。自分のまわりのものごとはほとんど変わらず普通のまま、と思うこともよくあります。

 最近、この“普通のままでいること"の難しさ、大変さを感じます。体が普通でいること、心が普通でいられること、家族が普通であること、職場が普通のままであること、どれをとっても、“普通でいる"ことができないが故に、我々の悩みが生じていますね。心身の健康は言わずもがな日々の摂生、社会の平穏は人々の常識的な言動によって成り立っていると思います。摂生が保たれないと病気になり、常識のバランスにずれが生じた時、個人でも、家庭でも、職場でも、世界でも平和が乱れます。

 目をそむけたくなるような現実社会の中で、我々はこの“普通でいられること"の大切さと有難さを再認識して、背伸びすることなく、素直に、時の流れを感じながら生きなければならないと思います。同じ生きるならば、この生きるという旅路からの学びを一つでも多く得て“生きたい"と思いませんか?

 皆様、よいお年をお迎えください。。。