コラム - 院長より

 

Vol.95 2011/4/15

ノブレス オブリュージュ

 みなさん、突然のこの片仮名言葉、聞き覚えありますか? これはイギリスのダイアナ妃が亡くなるまで、よく口にしていた言葉です。その意味するところは「地位あるものこそが、社会貢献しなければならない」とのことです。

 大震災から一カ月以上たって、いろいろな復興が待たれています。クリニックでは、スタッフの提案で、被災者に贈る衣類などの収集が始まりました。スタッフからの温かい気持ちの表れがとても嬉しく感じています。

 国の行っている復興計画にはよくわからないところがたくさんあり、歯がゆさを感ずるところが多くあるように思われます。その原因には、国会の偉い先生たちの党派の争い、派閥の争いにあるように思います。今、この時こそ、そんな争いはしばらく休戦にして、被災地にとって、いま大事なことは何であるのか!、党もなく派閥もなく大同団結してやるべきであると国会議員に提言したいと思います。行うべき目の前の政策の実行の後、正々堂々と選挙で勝負しようと宣言した方が我々国民には潔くみえます。また、大統領が変わったら各省庁のスタッフ(官僚)も、民主党から共和党に、共和党から民主党に全て変わるアメリカのように、霞が関の官僚も政権党派一色にして、政権与党がかわれば総入れ替え変えするようにすべきであると思います。そうすれば、政権与党の変換とともに政策原案を作成する省庁のスタッフが変わり、斬新な政策ができると思いますし、また定年まで首にならないという国家公務員の地位安堵がなくなり、官僚にも真剣さが増すと思います。

 ノブレス オブリュージュ! Princess Dianaは日本のこの国情をあの大きな目をうつろにして、またつぶやいているでしょう。