コラム - 院長より

 

Vol.100 2011/9/15

一通の投書に思う

 9月16日の東京電力の節電目標達成の報がマスコミに流れた翌日17日に、「東電から節電解除が発表されたのに、クリニックトイレのジェットタオルが、まだ使えないのはおかしい。床がぬれ、不潔。病院なのにおかしい」という旨の投書をいただきました。

 はっきり言って、私は唖然とするとともにがっかりしました。そもそも、我々は今回の震災から、何を学んだのか、エネルギーの使い過ぎも反省すべきではなかったのかと、あの震災直後のこのコラムにも書きました。トイレで手をふくのは、病院側のジェットタオルでなく、本来ご自身が持参するハンケチなどで手をふくのがふつうのことと、小学生以来教わってきたのではないかと思います。これで手洗い後のトイレの床は、ある程度ぬれないで済むと思います。

 私たちはやはり、今までの高度経済成長後の繁栄をここで見直すべきであると思います。20年前にバブルがはじけ、少し前にリーマンショック。そしてここにきて大地震に超円高、相次ぐ水害。なるべくシンプルに生きてみることを目指してみると、肩の荷がスーっと抜け、楽になります。

 高血圧、うつ、考えてみれば、対人関係での悩みもまた、お互いの気持ちの突っ張り合いから来ていることに気が付きませんか?

 シンプルに。シンプルに。皆さん、見直してみましょう。