コラム - 院長より

 

Vol.121 2013/6

人間力と器

沢山の方々がクリニックにおいでになって下さっています。私も含めて、クリニック スタッフは、患者様、そのご家族様から、日々たくさんのことを気づかされています。

その一つに、電話でのやりとりがあります。一つのことについてお話をする時、話し方の抑揚、顔つきにより、その印象が大きく変わってしまうことは当然です。しかし、この当然が当然としてわからずに、コミュニケーションがうまくいかないことがしばしば生じてしまうのは何故でしょうか?

私はそれこそが人間力、その人間の大きさ、もっと言えばオーラなのではないかと思っています。円熟の域に達した方が優しい眼差しで一言いっただけで、ふあ~っと!そのお気持ちが伝わってくるのは、その方の目に、見えない大きな力がこもっているからなのではないかと感じる時があります。荒れ狂う議論や猛者たちを静かにさせてしまう人の持つ力、それがその方々の持つ力であると思います。一方、それを受け止める方にも、キャッチする器がなくてはいけません。感動するという感受性でしょうか?鈍感でなく鋭敏でなくてはいけないと思います。

目と目で通ずる日本人の感性にはどうしても、人間力と器の両方が必要であると思います。