コラム - 院長より

 

Vol.123 2013/8

鏡をみること

最近外来で、どうして、私だけ、こんなに他の人から冷たくされて、悪口ばかり言われるのでしょうか、あの人たちの顔も見たくない、休職したい、という相談をたくさん受けます。

相談に来られる方々に共通の点があるように思います。皆さん、目に元気がありません。時に目から威嚇的なもの、その反対の深い悲しみを感じます。外来に来られた時、お気持ちが落ち込んでいるので、目に活気がないのは当然です。でも何かが違います。

先月のコラムで私は言葉と目のことを書きました。私は他人がご自分にそのような言動にでてきたとき、いつも一つだけ提案をしています。男女にかかわらず、毎日鏡の前に座って、ご自分の顔を見ること。そして自分の表情をチェックしてみてください。肌がきれいとか、目がはれているとかそのようなことを見るのではありません。もし今日、自分が、鏡の前にいる自分と話し共にいるとしたら、本当に一緒にいたいか? どんな言葉をかけたくなるか? どんな態度をとりそうか?

鏡の前に座って、口元を引き上げスマイルをつくってみてください。意外と(?)いい顔になります。自分でも思わず話しかけてあげたくなる自分になっていることに気づきます。自分が嫌になっている時に鏡の前になんか座れない、座りたくない、と思うかもしれませんが、薬を飲む以上に効果があるかもしれません。是非、試してみてください。