コラム - 院長より

 

Vol.125 2013/10

自然災害の意味

9月に引き続き、今月もあちこちで大きな自然災害が起きています。

単なる異常気象によるもので片づけてしまってよいものでしょうか? 日本では311以来、異常気象の原因としていろんなことがとりざたされています。地球温暖化もグローバルな見地から見ると異常気象の原因でしょう。

異常気象は人間の生み出したものである可能性はないか、いろんなところで有識者によって問題提起されています。しかし、私はもっと足元の問題を提起したいと思います。

日常の生活ごみの出し方です。わがクリニックでも毎日たくさんのごみが出て、クリニック裏のごみ回収日には出しています。そこはマンションの住人の皆さんも生活ごみを出している場所です。残念なことに、どこにでもあることでしょうが、生ごみの日には、生卵から様々な食べ散らかしが散乱(カラスたちの仕業もあるのでしょうが)。中には燃えない不燃物まで混在しているところを見かけます。当然、ルール違反のラベルを貼られ回収されません。そのまま数週間放置され、またそこに次のごみが出されていく。回収されなかったものはまだしも、生ごみに不燃物、これがちりも積もればとなり、大気を汚し、地球温暖化につながってしまうと思います。

我々が子供の頃、長野の田舎でみていた、“東京の光化学スモック警報発令”のTVニュースは、もはや他人事でなく自分たちの問題です。中国などでは、1メートル先も見えないような大気汚染が報じられています。それがまた偏西風にのって日本まできていることを考えると、小さなゴミの出し方一つに気を配らなければならないことを、自然は我々に教えてくれているように思います。