コラム - 院長より

 

Vol.144 2015/05

航空機事故に思う

このところ世界で痛ましい航空機事故のニュースを耳にます。マレーシア航空機が行方不明の事件、ドイツ機が山岳に激突した事件、どれも目にしたくないものです。

今年は日航ジャンボ機の御巣鷹山事故から30年の歳でもあります。沢山の方々の命が一瞬にして奪われる航空機事故が二度と起きないように祈るしかありません。

マレーシア機とドイツ機の事件が、事故でなく、人災、人の意志により意図的に行われた事件であるとしたら許しがたいことです。テロやうつ病の可能性がとりざたされているようですが、どちらであっても全く関係ない方々を巻き込むことは許しがたいことです。

宗教については詳しいことは知りませんが、どの宗教が一番とか、他の宗教がダメで自分たちの宗教が1番であるとの考えから、他人を道ずれにするような行為はあり得ません。まして異教徒を道ずれにすれば、その結果、神のもとに行けるなどということを許す神がいるでしょうか? また鬱だから死にたい。人を道ずれにしないと・・・とのことから、周囲の人を巻き添えにすることも許されません。逝きたい人は自分の自由です。でも人の人生までも変えてはいけません。

自分の生き方、自分の命と共に、人の生き方、人の命も大切にしなくてはならない、航空機事故を考えた時、私はそう思いました。