担当/川上
みなさんは「手当て」という言葉を聞くと、どのような事を思い浮かべますか?
転んですりむいた所を、消毒してガーゼを当てるなどの行為を手当てと言いますね。
あと、痛い所や辛い所に手を当ててさする事も手当て。
子供の頃、転んだりぶつけたりした患部を、よく両親に「痛い痛いのとんでゆけ~」とさすってもらったことを思い出しませんか?
私は以前、大きな総合病院で働いていました。
毎日目が回るほど忙しくて、いつでも時間に追われていました。
患者さんが痛いと言えば、鎮痛剤を投与し、気持ち悪いと言えば制吐剤を投与し、その薬が効いたかどうかを確認し、評価を記録に書く・・・
そんな自分の看護に疑問を感じ、忙しいを言い訳にして手を当てるという看護師にとってもっとも大切なことを忘れかけていたのではないかと感じました。
その後10年以上勤めたその病院を思い切って退職して、タイ古式、バリニーズ、霊気を学び、現在に至ります。
あの時痛い、気持ち悪いと言った患者さんの横にそっと腰掛けて、数分でもいいから患部や背中をさすってあげられなかったことを、今でも申し訳なかったと思っています。
もしもみなさんの家族や、友人が元気をなくしている時「元気出して」と肩をポンポンとたたく。
これも立派な手当てです。思い当たる節がありましたらぜひ手を当ててあげて下さいね。