よくわかる Dr.くどうのミニ・レクチャー

第5回 家庭での血圧の測り方

どんな血圧計が良いのでしょう?

上腕に腕帯を巻くタイプがベストです。 (家電屋さんで一万円くらいであります)

指や手首で測定する機器は、誤差が生じやすくお勧めできません。できればクリニックに持ってきていただき、我々が使う血圧計との誤差が5mmHg以内であることを確かめると一層安心ですね。

いつ計るのがいいのですか?

朝晩最低一回、測定してください。

の測定が最も重要であり、起床後一時間以内で、排尿後、座って一~二分間安静にしてから測定します。

『くすりを飲む前、また朝食もとる前に』ということも忘れてはいけません。

は、就寝前に座って一~二分間安静にしてから測定してください。

図1

血圧・脈拍はどのくらいがいいのですか?

135/80mmHg以上が高血圧で、135/85mmHg以上ならば何らかの治療が必要です。

脈拍はほぼ60~90くらいならばOKです。

一日の測定回数は何回でもいいのですか?

一日に何回も計ると、結果が良い場合はいいのですが、悪いとその度にドキドキしてかえって血圧が上がってしまうことがあります。上のように朝晩同じ条件で計っていれば十分です。また長期間続けることが重要です。三日坊主にならずに最低週三日以上は計りましょう。

記録のつけ方は?

朝晩の上・下の血圧、脈拍を手帳に毎日記録してください。できれば折れ線グラフにすると変化がわかりやすいでしょう。グラフ用手帳はクリニックの受付でお申し出ください。無料で差し上げています。

何故、家庭で血圧を計り続けることが必要ですか?

病院で計ると緊張したり白衣を見ただけであがってしまう(白衣高血圧症)ため、自宅で計ることが大切です。私はクリニックで測定した結果、たまたま異常値でもすぐ降圧剤を処方せず、まず家庭血圧の測定を勧めることにしています。