よくわかる Dr.くどうのミニ・レクチャー

湿布は冷たいのがいいの、温かいのがいいの?

 湿布は痛いところには必需品です。 でも、冷たい湿布と温かい湿布の使い分けがわからず、私の外来でも、いつもどちらかのみくださいとおっしゃる方が多くみられます。今回は、この使い分けについて考えてみましょう。

 痛くなった時、そこは赤くはれて、通常は熱をおびています。これは、皮膚の下や筋肉が炎症を起こしているところです。通常、この炎症は1週間~10日位続きます。冷たい湿布は、この時期に使うのがよいのです。一度、炎症がおさまると今度は筋肉が硬くなり、血液や神経のめぐりを悪くしてしまいます。この時は、筋肉をほぐし血行をよくしてやらないと神経は興奮し、慢性の痛みを起こします。

 例えば腰をひねって痛くなったとします。痛い!痛い!1週間は冷たい湿布でOKです。しかしその次の週も、またその後も冷たい湿布を貼り続ける方が多いと思います。ほんとは、2-3週目以降は、温かい湿布にするといいのです。一般的にはお風呂にはいって患部を温めた時、まだズキ~ン、ズキ~ンと痛めば冷湿布、十分温まってあがった後のほうが調子がよければ、もう温湿布でいいよ!という体からのサインとお考えください。皮膚が弱く、かぶれやすい方は、どちらも貼らずに、ぬり薬でいったほうが無難です。

 体をどんどん使って運動をすることはとても体にはよいことですね。でも、その後のケアが十分にできないと、せっかくやった運動が今度は痛みとなって、体にマイナスに作用してしまいます。
さあ、ヨガYoga(ヨーガと読むのが正確らしいです)や足裏マッサージ・リフレなどにより、この夏は、体中の筋肉も自律神経もスッキリと整えていきませんか!!