よくわかる Dr.くどうのミニ・レクチャー

片頭痛

 頭が痛い!、とても心配ですね。頭痛には片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などがありますが、今回のテーマは片頭痛です。

 まず、頭痛のタイプは、大きくわけて2つのパターンがあります。片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛など特に原因となる病気がないのにおきる頭痛(一次性頭痛、頭痛の90%以上がこのタイプ)と、原因疾患(脳腫瘍、くも膜下出血、脳梗塞、感染症など)がありおこる頭痛(二次性頭痛)に分けられます。かぜの時におこる頭痛もこのタイプに入ります。今まで経験したことのない頭痛が急激に生じた場合には、命にかかわる くも膜下出血 の危険性があり、救急車での緊急受診が必要です。

片頭痛の特徴

  • 頭の片側で脈打つような、かなりひどい痛み。
  • 月にして 1~数回、 時々起こる、 数日続くような頭痛です。
  • 階段の昇り降りなどの運動によって痛みが激しくなります。
  • 吐き気を伴い、光や音に敏感になることもあります。
  • 痛む前に「前ぶれ」を感じることもあります。 チカチカとしたまぶしい光やギザギザ模様の線が、徐々に視界に現れ始めて、約5~20分間続きます。

80%以上は遺伝性であり、30歳までに発症し歳をとるにつれて自然に治ってしまう方が多く、70歳以上ではまれです。

最も一般的な緊張型頭痛は、精神的・身体的ストレスが原因となるため「ストレス頭痛」とも言われます。この場合には、数日にわたり、頭をギューッと締め付けられるような頭痛が頭全体におこることが多いのですが特に前ぶれがなく、階段昇降などの運動をしても悪化しないことで見分けられます。

片頭痛は我慢しなくても、今では特効薬 もあり、ご自身に有効な薬に巡りあえば、 必ず楽になります。 あきらめない!我慢してがんばらない! この言葉は片頭痛にもあてはまります。